2023年も3ヵ月が経過しました
日に日に暖かくなり、2023年もあっという間に3ヵ月が経過しようとしています。
安富診療所の黒田です。
自宅のイロハモミジの葉も開こうとしてきており、春を感じます。
この3ヵ月を振り返ってみようと思います。
1月 大雪
1月は新型コロナウイルス感染第8波が続いており、発熱外来の患者さんが非常に多い状態でした。
1月下旬になり、徐々に発熱患者さんが減少してきたところに大雪が降りました。
診療所の駐車場も雪が20cm以上積もり、職員総出で早朝から雪かきをしました。
さすがに大雪の日は来院される患者さんも少なかったです。
私は神野病院に手術に行く日だったのですが、姫路バイパスが通行止めだったため、いつもより30分以上時間がかかりました。
また、雪が積もっている間はリハビリに通院される方も少なかったです。
2月外傷の増加
2月は新型コロナウイルス感染が減少し、インフルエンザの感染が増加しました。
整形外科の外来には、転倒して怪我をする方が多く来られました。
凍結した道路で転倒して手関節の骨折や足関節の捻挫、尻もちをついて腰椎圧迫骨折を受傷される方などが多かったです。
骨折の方には麻酔をかけて骨折部を整復したり、ギプスを巻いたりすることがあり、これらの処置には時間がかかるため待ち時間が長くなることもありました。
時には1時間以上お待たせすることもあり、申し訳ございませんでした。
3月発熱患者さんの減少
3月になり、発熱患者さんがは減りました。
皆様もお感じのように、新型コロナウイルスが流行する前の状態に戻ってきた感じがします。
整形外科では初診の方が多くなっています。
このホームページの閲覧数も増加しており、11月以降は10月までと比較して閲覧数が1.4倍になりました。
特に「肩の痛み」のページの閲覧数が増加していました。
実際、肩の痛みでお困りの方が遠方からホームページを見て来院されるとも増えてきました。
肩の痛みが強かったり、肩が挙がらなくなった方では鎮痛薬や湿布だけでは痛みや肩の動きが改善することは少なく、関節内への注射やリハビリを行わないとなかなか改善してきません。
当院では超音波診断装置を使った関節内への注射、個別に行うリハビリによって肩関節周囲炎を中心とした肩の痛みを改善させることができます。
また、リハビリを3ヵ月以上行っても肩の動きが改善しない場合は、マニプレーションという手技で動きを改善させることも行っています。
股関節や膝関節の痛みで手術を受けられる方も増えています。
当院で手術を受けられた方が増えてきたことで、リハビリに通院されている時に手術を受けた方が痛みがなくなって順調に回復されているのを見たり、痛そうに脚を引きずりながら歩いていたお知り合いの方が手術をして元気に歩けるようになったのを見たとお聞きすることも増えてきました。
その影響でこれまで手術が怖いと敬遠されていた方の中にも、手術を考えるようになったと言われることも増えてきました。
手術は水曜日と土曜日の午後に神野病院で行っています。
毎週神野病院へ手術に行きますので、手術を受けられた方の病棟での診察も週1回以上行っています。
新しくて綺麗な病院です
整形外科を開設してからあっという間に2年が経過しようとしています。
引き続き地域の皆様の健康を向上させるため頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。